埼玉の石坂産業さんの工場見学に行ってきました。
産業廃棄物処理業者さんなのですが、地域と自然と共存共栄することを常に
思い、日々実践行動している会社です。
産廃処理業社のイメージを大きく変えた石坂産業さん。
徹底的に分別し、リサイクルに努めております。
木くずなどは燃料などにしたり、陶器類は細かくして
歩道にしたり、結果、リサイクル率は９３～９５％との事ですから
どれほど徹底して分別しているかがお分かりだと思います。
その作業をすべて室内で行い、外への音やほこりなどの配慮が徹底されてます。
そんな辛い作業の中、社員さんたちは気さくで笑顔で、何より
誇りをもって作業されている姿がとても印象的でした。
整理整頓や清掃活動も一貫して充実しております。
敷地内の森を再生して植樹や野菜を育て、今では観光スポットとして
地域からも愛されております。
社会貢献活動の中で「なぜ非営利なことをやっているのですか？」「ここにはどういうメリットがあるのですか？」の質問に対して
石坂典子社長は本でこうおっしゃってます。
「こういうメリットがあるから」とか「こういう必要性があるから」ということで
やっているのではなく、「本来そうあるべきだと思ってやっているので考え方が少し違うと思うのです。」
と答えてます。
私もまさにその通りで、時代の流れで失ってしまったものや失いかけたものは、地域に住む私たちが
あるべき姿に戻すことも必要ではないかと思ってます。
