中古住宅・空き家フォーラムに参加しました。
5月18日(水)、各種関係団体の主催の中古住宅・空き家フォーラムに
参加しました。
参加費無料のセミナーは、内容が偏っていたり薄かったりで
あまり参加しないのですが、今回は参加して良かったです。
大きく分けて2つのテーマでした。
1つは世界的にみて日本の中古住宅の価値基準が低く、耐用年数が短く、
取引流通量が少ない現実をどうしたら改善するのか。
アメリカは取得したときより売却したときの方が価値が上がっているとか。
2つめは社会問題となっている空き家問題を今後どのように解決していくのか。
国土交通大臣の石井様が挨拶されるほど、国が考える2つのテーマの重要性と
打開策について今後も加速的に手が打たれていく事を強く感じました。
「これからは「中古住宅」ではなく「既存住宅」としてイメージから変えていこう。」
「国土交通省が認定した優良既存住宅のブランドを構築したらどうか。」など。
パネルディスカッションでは事例や制度の受け皿など、さまざまな視点から貴重なご提言やご意見を
たくさん頂きました。
印象的だったのは
「空き家は地域社会、コミュニティの資産と位置づけ、街づくりとともにで考えていく必要がある。」
腑に落ちました。
既存住宅は今後、価値基準の見直しにより質の良いものとそうでないものの差が大きくでます。
質が良く保障が手厚い既存住宅は、付加価値が付き、価格が上がると思います。
今後の時代に沿った考えで「中古住宅と既存住宅」の問題解決にお役に立つご提案を
お客様にさせて頂くことができると思います。
東京まで行ったかいがありました。