9月2日 季節の事柄
24節気 処暑 しょしょ
72候 禾乃登 こくものみのる
【処暑】
暑さがおさまるという意味を持っています。
日中はまだまだ厳しい暑さがつづきますが、朝夕には夏の終わりを予感させる涼しい風が。
夏至の頃にくらべると日の入りは40分ほど早くなっているため、「日が短くなったな」と感じるようにもなります。
【禾乃登】
処暑の末候である「禾乃登る」の「禾」は稲など穀物全般のこと。
実りの時を迎え、穂を垂れる様子をかたどった象形文字です
大切に育んだ稲の収穫までもう少し。農家の方々は気の抜けない日々がつづきます。
一般的なお米よりも2カ月ほど前倒しで田植えから稲刈りまでされる早期米の「新米」も出回っていますね。
農家の方々の丹精があってこそ、ひと足早い実りが私たちのもとに届きます。