2021.12.26 相続対策 認知症対策 3年前の決断が将来の備えにつながった事例 # 相続への備え 3年程前に、82歳男性の息子さんより相談がありました。 息子さんから、「父は認知症の可能性があるため、判断能力があるうちに 土地の一部を生前贈与して将来に備えたい」とのご相談でした。 お父様は土地の売却や賃借に慎重な考えをもっておりました。 ただ、息子さんへの生前贈与には理解を示して頂いてたので 「相続時精算課税」を適用して、お父様から息子さんへ 名義変更ができました。 その後、お父様は認知症と判断され、施設に入所されました。 今後、医療費や入所費用など将来に備え、息子さんより 生前贈与した土地を売却することになりました。 3年前の決断が、将来の備えにつながりました。